田舎へ戻る① ~戻った理由~

いやはや、3月以来の5か月ぶりの更新か~(´▽`)

我ながら、我ながら・・・

ブログ更新の意欲が湧かなかったというのも有るけど、なんといっても環境の変化がすさまじく、ようやく心身ともに落ち着いた今日この頃。

以下、お菓子ブログとは全く関係のない内容となります。

2年程前に母が命に関わるような病気を患っていることをこのブログでもチラリと触れたかと思います。

母の病気は「乳がん」でした。

片方の胸を全摘出したものの、幸いなことにリンパへの転移がなかったので、今はホルモン療法(ホルモンを抑える薬を服用する)のみで、普通の生活を送れています。

ありがたいことに寛解(再発せず症状が落ち着いた状態)を順調に目指しているところです。

この頃から、実家へ帰ることを考え始めていました。

ただ「乳がん」だけなら、正直慣れ親しんだ福岡を引き払って帰ろうとまでは考えなかったでしょう。

それよりも前から母のある変化に気づいていました。

「物忘れ」

老化によるものではない、通常考えられないようなことを忘れてしまうのです。

「認知症」を疑い、個人病院で簡単な検査(長谷川式)を受けたものの、「問題なし」との結果が。

でも、明らかに母の忘れ方は尋常ではありませんでした。

久しぶりの電話で会話をしていても、5分前に尋ねたことをまた聞いてきます。

そして、初めて聞くような反応を示すのです。

時間がたつと(2,3日後)会話の内容は全く忘れてしまい、それどころか電話で会話したこと自体を覚えていなかったりと、明らかに普通の物忘れとは違っていました。

なんとか日常生活(日々のルーティン=家事など)は送れているものの一人で病院に行ったりすることはできなくなっていました。

全て父に付き添ってもらわないとなんといっても、誰と何を話したかなど全て忘れてしまうのですから。

そして、父がひどい骨折(足首の骨をぽっきり)で長期入院をし

以前から「いつか実家に帰らなければ」と思っていたのが、「もう今帰らなければ」と意識が変化しました。

相方を福岡に残し後ろ髪をひかれながらも、私は実家へ愛猫とともに引っ越したのでした。

つづく

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